小学生の学習と陰山英男

小学生の学習と陰山英男

岸本裕史氏が提唱した「百ます計算」やインターネットを活用した学習法、科学実験や生活習慣を見直すチェックシートの活用などで成果を上げた事で有名な蔭山英男氏ですが、小学校の教員だった頃は典型的な「デモシカ先生」だったのはご存知でしょうか?
蔭山氏は、その「デモシカ先生」時代、同僚の過労死を経験した事がきっかけとなり、命の大切さに気付き、「自分を犠牲にする教育など無意味だ」と考え、現在に至ったのだそうです。
なぜか蔭山氏の教育法では「百ます計算」ばかり注目され、発案者が蔭山氏だと勘違いされている事までありますが、これは岸本氏が発案したものです。
また、蔭山氏の教育法で一番根底にあるのは基礎的な生活習慣を身につける事であり、注目されて無い物の、提唱したのは「反復練習」です。
朝食の大切さ、早寝早起きの推奨など今まで着目されてこなかった角度から教育を見直すという斬新な物ではありますが、ただ、健康的に子どもたちを育てましょうといった話では無く、朝食を摂る事や22時就寝にする事で勉強の効率が上がるという事がデータにもきちんと出ています。
集中力が落ちれば長時間勉強させても無意味な事から、徹夜勉強や深夜まで塾に通わせる事が逆効果になる事や、一定の睡眠時間の必要性を唱えるなど、蔭山氏の推奨する事は目から鱗な事ばかりでとても特徴的です。
健康を害さずとも勉強がしっかりと出来るといわれるこれらは、子を持つ親にとっても、子どもにとっても、魅力的な学習法だといえるのでは無いでしょうか。